先日の三段峡取材で、今使っているVelbonのCX444という三脚は、やはりビデオカメラ用なのだと言うことを痛感。何より、風景写真では気になる水平が出せないのだ。
もっとも、手持ちでもわずかに(1~2度)左があがる癖があるが。そこで新たな三脚を購入した。


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泣く子も黙るカーボンマグネシウム・トライボッド。エル・カルマーニュ535だっ!!
価格が価格なので、「これは必要だこれは必要だこれは必要だ」とマントラを3回唱えた後で購入(泣笑)。
最後の最後までエル・カルマーニュ635と迷っていた。635のほうは伸長が9cm長いので、腰を曲げることなくサイティングできるという大きな利点があったからだ。しかし、635は安いノートPC1台が軽く買えてしまうほど高い。さすがに9cmに2万円を投資するのに悩んだのと、縮長が635の71cmに対して535が66cm、重さは300g軽くなる。三脚をたたんだときのサイズは結構重要で、電車に乗ったりするときにこの5cmは大きな違いが出る。また山を歩くときに本体300g+ケースで合計500g近く増えるが、これはペットボトル1本分だ。それなら水を持ち歩きたい。
というわけで価格が主なネックではあったが535を選択した。


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3段だが、部屋の中では全部を伸ばせないため2段目まで伸ばしている。センターコラムのフックは、カウンターウェイトを吊る部分。普通はカメラバッグをぶら下げる。安定させるためにはカメラの2倍の重さを持つ三脚を用意しなければならないのだが、この三脚は3kgのカメラを搭載できるものの本体は2kgしなかいためにカウンターウェイトとして最大4kgをぶら下げる必要がある(ただ、手持ちのカメラシステムは今のところ最大1.3kgくらいだからこのまま使っても問題ないだろう)。写真には写ってないが、そこら辺に転がっている石を投げ込む「ストーンバッグ」というポーチをぶら下げて使うこともできる。

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3軸の水準器。これがあるとないとでは全然違う。ホットシューに取り付けるこんなものもあるが、取り付けたままだと手持ちのカメラバッグにカメラが入らなくなるのと、鬱陶しいのでやはり雲台に取り付けられていた方がいい。

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持ち運び時はこうなる。本体にスリングが付いていて、三脚の足をポーチにねじ込んで支持する。良くできている。さすが価格相応。しかし高かった(^o^;)

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