どうも、2010年以降に販売される車は、1リットルのガソリンで15km以上走行できなくてはならないようだ。規制はいいことだ。


この15km/lという規制値は、車重のある大型セダンやミニバンなどには(現在の技術だけでは)苦しい値になる。確かに移動手段でしかない車が大きいものである必要はないし、何より娯楽のために化石燃料を消費して意味の無い移動を行うのもおかしな話だ。
たとえばディーゼル車のPM規制が決定したが、これは現時点で世界最強の基準になる。もうすぐ70歳になるような車の評論家にはいまだにディーゼルでもPMの環境規制をクリアできるとか、EVを批判している頭の変なやつがいるが、そんなのにはかかわらない方が賢明だ。彼らは好きな車に乗りたいとかそういう自分のエゴのために環境を犠牲にする奴らだ。もう方針が決まったのだから、技術革新で乗り切って欲しいもの。駄目なら早めに内燃機関をあきらめることも肝心である。
既に人類の出すCO2は、過去のスーパープルームによる放出量の30倍の規模だという。
でもまぁ技術革新については大丈夫だろう。電気モータは内燃機関とは異なり、負荷がかかるほどトルクが発生する。逆にトルクが不要なら電気は消費しないし、回生すれば電気に戻すことも出来る。既にトヨタや日産のスーパースポーツカーはレシプロエンジンとEVのハイブリッド駆動になる事が決まっているし、スポーツカーと呼ばれる趣味の車も、現在の8-10km/lから15km/lに引き上げることは出来るだろう。残念ながらマツダのREは現状5-6km/lだから、ここから10km/l引き上げるのは事実上不可能だとは思うのだが。
でも、あと1回はレシプロの車に乗る事が出来そうだな(笑)。

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