いま使ってる携帯電話の黒い表面は蒸着処理でスモークグレーっぽい感じの処理がされているのだが、下地のめっき部分にピンホールから侵入したと思われる湿気で錆ができて、そこから蒸着がはがれ始めてボロボロになってしまった。
ので、表面処理を1円玉を使ってすべて剥がしてみた。
剥がした。これでも十分いいのだが、指紋がたくさんついて汚い。何か貼ることにした。
エーワンの耐水光沢透明シールフィルム(品番29394)にネットで拾ってきたみくみく壁紙でセンスがよさそうなものを加工して印刷。
貼り付け。あとはデザインナイフでカメラ部分と周囲を切り落とす。が、このシールはとても硬くナイフ程度では一回で切れない。普通のシールとは思えないほど硬く、ほぼプラスチック板をカットしているのと同じ硬さだ。硬いので携帯の側面のカーブになじませようとしたが硬すぎて跳ね上がってしまう。せいぜいジャムのビンとかそういう大きな曲面にしか貼れないだろう。側面のカーブまで回り込ませて貼るのはこの時点であきらめた。
失敗して出来上がり。といっても、このシールの加工性は最悪。さらにインクジェット印刷に対応するため表面はすべすべではないので、指で触ると多少引っかかる感じ。
結論としてエーワンの品番29394は厚すぎた。厚さ0.16mmらしいがポリエステルで硬すぎる。ほかには品番29296の伸びる透明フィルムタイプ(0.14mmでポリプロピレン+ポリスチレン)を買ってきたものの、耐水性がほとんどないということなので、まずは耐水性のあるこのままでしばらくこれで使ってみることに。