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 カーナビゲーションの純正フィルムアンテナはフロントガラス貼り付け型で視界の邪魔になるので取り付けを断って、リアガラス対応のフィルムアンテナにすることを当初から考えていたが、いろいろあってここまで車外取り付け用のアンテナをこんな感じでリアトレイに転がしていた。強電界地域であってもこんなアンテナの置き方ではTVが受信できるわけもなく、どのチャンネルも砂嵐状態、良くて何とか動画の輪郭が見えても色が付いたためしがなかった。
 今回はリアガラスのデフロスター上からも貼り付けが可能な電波職人PAL☆USE II を購入したので取り付けることにした。このアンテナは片側2本のダイバーシティアンテナで、左右合計4本の構成になる。アンテナ自体はFM-VICS(VICS level 1)対応であるが、既にVICS level2(RF beacon reciever)/VICS level3(Optical beacon reciever)を装備しているのでlevel1用に1本を無駄にする必要はない。今回は4本のアンテナを全てTV受信用に使用することにした。


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 リアガラスはアルコールで十分に脱脂する。リアトレイに新聞紙を引き、リアガラスに1%の中性洗剤を混入した水をぶっ掛ける(霧吹きで)。フィルムアンテナの糊面にも同様の水を大量にかけて、デカール貼りの要領で水貼りを行う。スキージはなかったので、ポイントカードにハンカチを巻きつけたもので代用した(笑)。

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 外から見るとこんな感じだ。目立たなくて良いだろう。

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 さて、このアンテナはブースターを取り付けなくてはならないが、まずはアンテナのSG(Signal GND)を確保しなければならない。助手席側Cピラー内張りを剥がすと、デフロスターのアースと思われるタッピングビスがある。これを流用できるだろう。一方で運転席側にはこのようなアースが取れる既設ビスはなかったので、ドリルアタックはやむをえないらしい。

次回「ドリル回しま~っす♥と電気的配線」乞うご期待!

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