AcerのICONIA TAB W500を入手しました。読み方は「アイコニア」ですので。「いこにあ」ではありません。まぁItaniumを「いたにうむ」を呼ぶ奴はもういませんので(存在が忘れ去られたともいう)、ICONIAの「I」を「い」と発音する人はあまりいないでしょう。そういえばICONIAってイコンのことですかね。タブレットは十戒な石板だから宗教的な連想で聖人画のイコンが浮かんだのだろうか。どうでもいけど。
一方、どうでもよくない話としてスレートPCの0.97kgは本当に重いです。布団でラッコスタイルは厳しいです。特に手が滑ると片手で支えられないほどのモーメントがかかるので、顔面直撃の憂き目に遭います(打撲で済みましたが)。さらに朝一で届いたのに、Win7SP1とIE9とWUを全部あてていたら6時間以上かかった(あまりに進まないので昼寝してましたが起きたら終わってませんでした:爆)。嘘じゃないぜ。C-50の非力さは伊達じゃない!

さて操作感なんて所詮UIの出来次第なので、タイムラグを感じさせないよう演出すれば非力でもあまり問題ない。そういう観点でOntarioはよくできています。要するにインタラクティブマシン向け(なんだそれ:笑)。プロセッシングには向かない。そのあたりはE-350とあまり変わらず、使い方を間違えなければ問題ないかと。


WEIはこんな感じ。タッチパネルが優秀で、ソフトウェアキーボードの反応がとても良いです。2画面リブレットも結構いい感じでしたが、まぁ普段使いに支障が出るようなことはないと思います。でもソフトウェアキーボードを呼び出せるハードウェアボタンがあるとよかったですね。テキストボックス周辺に現れるキーボードアイコンをタップするか、デスクトップ左端のソフトウェアキーボードタブ引き出しをしないとキーボードが表示できない。もう少し簡単でもよいかと。


CPU-Zはこんな感じ。C-50の定格は1.0GHzで、クロックはアイドル時に0.8GHzまで落ちますが、アイドル時のクロックはもう少し落としてもいいと思うんですけどね。


Gセンサーがついているので、センサーロックを解除すると画面が回転します。Windows7側で再描画するので、回転させると暗転して画面が出てくるのに3秒かもうちょっとかかる。


なんとなく「Windowsキーは下にあるべき」的な論調でこういう回転をすると、手持ちしたときに左掌を低温火傷します(笑)。この状態でのエアフローは下から入って左に出るという感じで、ちょうどつかんでいるところに排気が来るためです。まぁAPUが切手くらいしかなくて筐体がこの薄さだと、冷却機構を簡単にするために隅で全部処理したほうが楽なんだろうとは思いますが。

あと気になったことを箇条書きで。
・横持ちした時の最上段1ライン分の液晶が明滅する。配線にダメージがあるっぽい(爆死)。中で剥がれてるのかなー。しばらくエージングして治らなかったら修理に出します。
・画面側はつるつるなので指紋の付き方は酷い。看過できないレベル。背面はヘアライン加工なので目立たないだけで、指紋フリーではないです。
・保護フィルムがすでに貼ってあります。はがすとWindows7シールが一緒になくなります(笑)。
・保護フィルムのすべりはあまりよくないです。スマートフォンのような表面ガラスと比較すると当たり前ですが。
・グレア処理というのもありますが、映り込みは相当あります。
・保護フィルムにホコリと気泡がセットで2つありました。でも空気は爪でふちまで押し出せるレベルでした。保護シートは弱い糊ではなく吸着っぽい?
・ヒュイーンという音のファンですが、寝室で使っていても問題ないノイズレベルです。気になりにくい周波数のノイズというべきか。何かしてる時はほとんど全力で回ってると思いますが、排気口に耳をベタ付けしない限りファンの存在は忘れられるレベル。もちろん無音ではないのであとは個人しだいですかね。
・WiFiルータのない環境だと横持ちでUSBポートが下にしかないので、たとえばDoccicaみたいな3Gモデムのドングル挿したらちょっとどうしようかという感じです。テザリング対応スマホに買い替える正当な理由になります(ぉぃ)。
・今日の時点ではFlash10.3でUVD3の再生支援が効いてないっぽくて、Flash動画サイトのFHDはカックカクでした。
・スピーカーは背面側にあるので期待できない音質。
・SSDだけどもすごく速いという印象はありません。C-50の性能が低いせいだと思われます。Windows起動は50秒かそれ以上かかってる感じです。

・(´д`;)ナニコレ…的な誰得ACアダプタ。ACアダプタの本体からはみ出す日本国内用2本刃アタッチメント。別売りでよいからもっと小さいの出してくれないかなぁ。せめて刃が折りたたみできるとか。USBケーブルは大きさ比較用です(本当はSDカードを用意したかったが、この写真を撮るカメラに入れていることに気付いた:笑)。
・BluetoothはAcer Ringというプリインストールアプリで出てくる丸の中心(Device Controlと書いてある)で、OFFからONにしないと有効になりません(購入時はOFFになっている)。コントロールパネルからでは有効にできないので、最初ちょっと悩みました。
・キーボードレスの宿命で、動画サイトやアプリ、その他の場面でキーボードがないと困ることがあります。たとえばESC押せないとかですが。全画面ベンチマークだとソフトウェアキーボードも引き出せないので抜けられずに少し困るでしょう。あとスクリーンショット撮ろうとしても困るとか。
・ジャージ生地(薄いスポンジが入っている)のAcerロゴ入りソフトケースが同梱されています。Acerロゴが気にならなければ使えます(笑)。ぴったりの出来なのでACアダプタはもちろん、マウスとかUSBメモリとかを入れるスペースは全くありません。

ICONIA TAB W500を使ってみた限りでは、タッチパネルの性能さえよければ、Win7でもキーボード不要なスレートPCが作れるというのは正しく、使い物になるレベルです。当面の問題はスレートPCにしてもほぼメリットがないということくらいでしょう(キーボードのパネルの重さがたかが知れているので、クラムシェルからスレートにしてもほとんど軽量化に寄与しない)。もっと軽くならないとまるで売れない気がします(笑)。
解像度もワイド対応を考えると1280x800がミニマムで、これより低い解像度はあり得ない。ソフトキーボードをタッチするうえで画面サイズは10.1型より小さくできない気もします。ソフトウェアキーボードの占有面積とWindowsの情報量(というか無駄な画面領域)を考えると8.9型はいけそうに見えて実はWin7ではダメな感じが(GalaxyTab8.9を買うつもりなのでAndoroidなら大丈夫と信じてます:笑)。

そんなに高くもないのでAPUどうかなとかスレートPCどうかなとかそういうレベルで興味があればお勧めできます。

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