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カメラ用に2GBのSDを追加した。


半導体メモリは「産業界のコメ」と言われた時期もあった。だが僕はDRAMモジュールを「チョコレート」と言っていた。秋葉原のノーブランド品を買うと、アルミホイルに包んでからエアキャップに包んでくれたものだ。10年、いや15年くらい前の4~16Mbit DRAMはパッケージの高さも高く、アルミホイル越しの手触りだけで言うと板チョコのような感触だったからだ。いまの512Mbit DRAMパッケージは薄くなったのもあるが、何よりアルミホイルで包まなくなったことがチョコレートでは無くなったことを意味する。
ところで、なぜ菓子に例えるかというと、とても安かったからだ。コンビニで菓子を買うかのように「チョコレート」DRAMを買っていた。いまでも板チョコレートは数ヶ月に1回、思いついたときに買っているが、そのくらいの頻度でDRAMを買っていたと言うことだ。

さて、いまはPCのメモリ上限はせいぜい4GBで4スロットしかない(10年前のPC9801は、メモリモジュールボードに4スロットあり、モジュールボードは2枚させたから合計8枚を挿せたわけ。全部にチョコレートを取り付けるには1年以上かかった)。だからもうチョコレートを買っても取り付ける場所がない。
そんなわけで最近はSDメモリカードを数ヶ月に1回、買っている。だけどこの形状は何だ。気楽に買えるんだが名前が思い浮かばない。せいぜい板ガム程度だろうと思ったのだが、もっと良い表現があれば教えて欲しい。

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