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何やってんのシリーズ。中華マクロスライダーLP-01とLP-02に中華アルカクランプDAC-01という組み合わせ。こんな持たせ方してるせいかもしれないですがマクロスライダーを移動するのにすごく力が要って指が痛い(笑)。というわけで逆付けマクロの話です。

ふと逆付けマクロを体験しようと思ったところで適切なサイズのレンズが手元にない(手持ちはみんな大口径レンズばっか:笑)。適切な、というのは、フィルター口径が52mmからせいぜい62mmくらいまでの焦点距離28mmより短いレンズです。
逆付けの場合でもフルサイズ用のレンズでないとダメなのか? とかいろいろ悩みましたが、よく考えたらイメージサークルの大きさに関係あるほうが対物側になるので何でもよいのだと理解した次第(結局レンズと対象物の距離でピントが合うかどうか決まる)。しかしあまり口径が大きいとボディとの物理的な干渉が問題になるので、上記のような適切な口径の範囲かつ使えそうなレンズで極力安くてできれば気が向いたときに普通に使える(=ここでFマウントが確定)のが良いなぁという観点でレンズを選びました。
最初はマニュアル用でCOLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SLII N Asphericalとかにしようと思ってましたがメーカー欠品。というかそれ以前に逆付けマクロ目的で単焦点買うと撮影倍率が固定になってしまうので、試すだけにしても欲しい撮影倍率が分からない場合は不安です。そんなわけで結局ズームレンズであるAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II+BR-2A+BR-6+AR-3という状態になったところ。ズームなので撮影倍率はx1.1-(x4.0)くらいになっていると思います。20mmでだいたいx3.5らしいですが18mmはデータが見当たらないので適当にx4.0とか抜かしています。

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このくらいまで寄れます。というか寄らないとピント合わない。
しかもこれ、そこそこ間抜けな組み合わせです。BR-6で絞りを何とかしようとしていますが指標がなく実使用ではどうしようもない(笑)。今後試してみたい方でわざわざレンズを買いたい方はDタイプとかオールドレンズっぽいマニュアル対応レンズで絞り環があるもののほうが良いでしょう。面倒だからといって全絞り(F22)で被写界深度を得ようとすると回折で割と見られない画になります。

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そんなわけで開放で撮影してみましたが、いずれにせよ縮小しないとあんまり画質良くないように見えます。

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あとライティングに困るなーということでちょっと買ってみたのが中華LED100球リングライトAputure Amaran Halo HN-100。もうどれが会社名でどれが製品名かよく分からん(笑)。ようつべでも紹介が上がっていたりするので詳細は割愛します。光量はかなり強力です。

LR5117FXs
60mmマイクロにリングライトを取り付けました。手持ちなのでISOはAUTOです。こちらはリングライト未使用。

LR5120FXs
こちらはリングライトを右半分だけ点灯。ひきつづき手持ちなのでISOはAUTOです。特に問題なく使えそうな感じです。何に使えるかあまり考えてないが(おい)。

まとめると以下のような感じ。
・逆付けマクロは温故知新です(爆)。まじめにやろうとするとまともなマクロスライダーとか深度合成(Focus Stacking)とかいろいろ必要。
・多分、ベローズ撮影のほうが画質が良くて面白いかもしれない。純正品はもう販売されていないが、Neewerからベローズが出ているぞ!(また中華製:爆)

One thought on “D810で逆付けマクロ

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