前回ALV Aglaieを仮組みしてから、やはり1024×768が無ければWebサイトは満足に表示できないことが分かった。そこで最近値下がりしたLCD-7CXを購入。
#なおこのマザーボードはACPIの問題によりVistaがインストールできないことが分かったので、XP homeのDSP版に入れ替えた。


C3801.jpg
Aglaieにつないだ後の色調整が結構なじゃじゃ馬。元々コントラストも輝度も高めで、黒つぶれ&白つぶれ状態がデフォルトらしく、VGAドライバ側での過剰な色調整を行って初めてモニタとして使えるかなぁと言ったところである。
結論としては液晶のコントラストを40程度、輝度を20程度に設定した状態でドライバによる色調整でようやく黒白の階調が全て見える状態に持ってくることができた。これができないと、メニュー表示でグレーアウトしている文字は背景にとけ込んで全く見えなくなってしまう。256色とは言わないが、4096色くらいしか表示できないパネルのように見える(実際の色数は分からないがフルカラーではないだろう)。
具体的にはS3のドライバで輝度を最低に、ガンマを0.7程度にしてからドライバでのコントラストを再調整することになる。最初はパネル側でコントラストと輝度を調整しようとしたが、コントラストを上げると輝度が上がり白が飛ぶ。輝度は0にしても白飛びが収まらないんでどうしようもない。この状態でS3ドライバで調整をかけると黒も飛んでしまう。まぶしいからと言って輝度を落とすとコントラストが取れないのである。かといってドライバで最低輝度(デフォルト1.0に対し0.1-笑)まで落としてもまだまぶしい。

さて、いくつかの問題も分かった。
・必ずしもXGA表示が全てではなく、SXGAを想定しているサイトが多いことに改めて気づいた。つまり横スクロールバーが表示されるサイトが未だにあるということである。
・もはや表示能力は性能限界に近い(ぉぃ)。なんと言ってもこの状態でflvですらまともに再生できないのである。SVGAならまともに再生できていたのに、XGAでは無理だ。コマ落ちする。wmvは秒1コマの表示ができれば拍手ものだ。ブラウザの表示も顕著に遅い。こんな状態であれば、C7をオンボード搭載する他のC7使い達はどうやって画面を表示させているのかが分からない。Windowsなどインストールしていないのだろうか。あるいはPCIバス接続のVGAカードを追加しているのか。興味は尽きない。


今回はついでにNEC OptiarcのAD-7630Aというスロットインタイプのスーパーマルチドライブも購入した。これでようやくAglaieのハードウェアは全て揃った(唯一コンパクトなレーザーマウスの選定が行われていないが)。次回からは筐体の設計に入ろうと思う。

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