MonsterXで実際にXBOX360のキャプチャとトランスコードの手順を紹介します。こちらで紹介した手順は全て完了しておいてください。

設定

MXcaptureを起動して[設定]メニューを開きます。

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ビデオコンプレッサー:「Huffyuv」
オーディオコンプレッサー:「無圧縮」
マルチプレクサー:「hunuaa AVI Mux」
プロセス優先順位:高(「普通」でも動作しますがパワー不足気味のPCや心配性の方は「高」をどうぞ)
録画中は負荷スレッドを起動する:「OFF」マルチコア環境でEISTやC’n’Qが起動してしまうためにドロップフレームが発生する場合にはONします。うちでは今のところOFFにしていますが問題ないです。
音声の左右チャンネルを入れ替える:「OFF」ケーブル配線ミス用?それ以外の使い道があるのかもしれませんが。
録画中はプレビューを行わない:「ON」環境依存ですが、Artemis5ではドロップフレームが発生するので「OFF」にはしません。

2.JPG
huffyuvの設定。詳しくは知りませんが(爆)、best設定にすればよいでしょう。

3.JPG
hunuaa AVI Muxの設定。ドロップフレームが発生する場合はビデオバッファ数を40から増やします(100、200、1000など)。
音ずれ防止:「ON」各パラメータはデフォルト。
Muxモード:「AVI2」にします。AVI1は昔のAVIファイル制限で、2GB超ファイルが作成できない環境に対応するのもデス。AVI1にすると2GBごとにファイルが分割されますが、今時意味はないと思うのでAVI2にします(これで2GB超の単一ファイルが生成されます)。

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MXcaptureの他の設定箇所。音声をRCAにつないでいる場合は「アナログ入力」を選択。TOSLINKの場合は「SPDIF入力」を選択します(註:光のSony/Philips Digital Interface FormatをTOShiba LINKと言います)。
表示モードは「VMR7」にします。ビデオカードを使用している環境では「Overlay」の方が負荷が低くなります。オンボードビデオでは「Overlay」だと画面更新が1秒に1回程度になるので実用は無理です。高速なPCを使用している場合は「VMR9」を使えば先ほど紹介した ・録画中はプレビューを行わない:「OFF」 でも運用できることがあります(プレビューしながらキャプチャーが可能=キャプチャーしながらXBOX360を遊べる)。

キャプチャ

あとは録画ボタンを押して録画開始。停止ボタンを押して録画停止です。
2分20秒程度のキャプチャを行いました。XBOX360のD4(1280x720)です。
4.JPG
2007*.avi←huffaviを使った可逆圧縮。5GB程度。
2007*-1.wmv←WME9でWMV9エンコードしたもの(解像度は維持、ファイル保存で最高品質VBR100)。570MB。
2007*-1s.wmv←WME9でWMV9エンコードしたもの(解像度は維持、ダウンロードファイル設定、5Mbps)。92MB。

大体ファイルサイズはこんなものです。HDDは潤沢に用意した方がよいでしょう。


次回はトランスコードについて説明します。

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